日本におけるHSKのネット試験状況
日本では、これまでもHSKのネット試験は開催されてきました。
ちなみにネット試験には、会場で受ける試験と自宅で受ける試験の2種類があります。
これまでのHSKのネット試験開催状況を紹介します。
①HSK会場ネット受験
HSKのネット試験は、日本では2012年7月から全国の会場で実施されてきました。
ただし、この形式はあくまで会場受験であり、従来の方法からの変更点は、回答する媒体が紙からネットになったということです。
と思われる方も多いと思います。
しかし、メリットも多くあります。
- 申し込み時期に余裕がある
- 開催回数が多い
- 成績結果開示が早い
①の申し込み時期に余裕がある
2021年9月11日のHSK試験を例に挙げて説明します。
通常の紙試験の場合、7月11日~8月11日ですが、
会場ネット試験の場合、9月1日となっています。
会場ネット試験の場合、2~3週間申し込み時期に余裕があるので、急に予定が出来て受けたいっていう場合も受験することができます。
②の開催回数が多い
2021年のHSK試験を例に挙げて説明しましょう。
紙試験の場合、7月には試験が行われていなかったりと、必ずしも1ヶ月に1回試験が行われているわけではないです。
一方会場ネット試験の場合、12回つまり1ヶ月に1回定期的に行われています。
やはり、紙試験の場合、書類の数が多くなったり配置スタッフの数が多くなったりと手間がかかるため、ネット試験よりも開催回数も少なくなるわけです。
③の成績結果開示が早い
受験後、やはりどうしても知りたくなるのが成績結果です。
出来るだけ早く知りたいですよね。
これもHSKの試験について言及すると紙試験の場合約1ヶ月後にネット上で開示があるのに対して、ネット試験では2週間語に開示されます。(申し込み後に送られてきた注意事項を確認するとHSKは10日後、HSKKは25日後開示となっていました)
以上、3点がHSK会場ネット試験のメリットです。
これだけのメリットがあるHSKの試験を在宅で受けることが出来れば最高ですよね!?
では、今回の記事で一番肝のHSK在宅ネット受験についてお話します。
②HSK在宅ネット受験
実はこれまでにもHSK在宅ネット受験は行われています。
2020年にコロナ禍で会場試験を行うことが出来なかった時期があったため、HSK在宅ネット試験が春に1回開催されました。
それ以降は音沙汰なしという感じでしたが、今回僕はHSKを在宅の状態で受けることができました。
理由は、中国の大学のオンライン授業を日本で受けていて、自宅にいながら無料で受けさせてもらえたからです。
確かに現在自宅で受験する手段はありませんが、模擬試験は日本にいても自宅で受けることは可能でその受け方についても書いているので最後まで読んでいただければと思います。
2021年8月3日追記:
汉语考试服务网のホームページをよく調べてみると中国国外にいる方でも在宅でHSKネット受験が可能だということがわかりました!!
今後在宅受験の機会が増えると思うので最後まで読んでいただくときっとお役に立てると思います!!