語学検定の受験者数から見る韓国語学習者数の推移
今回は、大韓民国教育部が主催として世界的に展開されている韓国語能力試験(TOPIK)の受験者数を元に韓国語学習者数の推移を見ていきたいと思います。
ちなみにデータは、韓国教育財団とTOPIKホームページで開示されていたものを使用しています。
日本でのTOPIK受験者数推移
2009年~2015年のデータが探し出せなかったので、その期間については、直線でつなぎ合わせています。
実施年 | 人数(人) |
---|---|
1997年 | 1353 |
1998年 | 1387 |
1999年 | 1310 |
2000年 | 2005 |
2001年 | 2550 |
2002年 | 3271 |
2003年 | 4384 |
2004年 | 5482 |
2005年 | 7026 |
2006年 | 7172 |
2007年 | 6808 |
2008年 | 6427 |
2009年 | データなし |
2010年 | データなし |
2011年 | データなし |
2012年 | データなし |
2013年 | データなし |
2014年 | データなし |
2015年 | データなし |
2016年 | 16320 |
2017年 | 18216 |
2018年 | 19661 |
2019年 | 21070 |
2020年 | 4881 |
TOPIKは現在年数回実施されている語学試験ですが、2020年においてはコロナの影響もあり中止が多かったため受験者数はかなり落ち込んでいますが例外と言えます。
1997年より開始したTOPIKですが、「冬のソナタ」を筆頭にした第一次韓流ブームの影響もあり、2000年初頭から2005年までの間に、受験者数は3倍以上に推移しています。
その後少し停滞していますが、KPOPブームが勢い衰えず現在では、受験者数が2万人超えと韓国語学習者の熱を感じることができます。
世界でのTOPIK受験者数推移
少し話は脱線しますが、世界の学習者数の推移についても参考的に載せておきます。
実施年 | 人数(人) |
---|---|
1997年 | 2692 |
1998年 | データなし |
1999年 | データなし |
2000年 | 5976 |
2001年 | データなし |
2002年 | データなし |
2003年 | データなし |
2004年 | データなし |
2005年 | 26611 |
2006年 | データなし |
2007年 | データなし |
2008年 | データなし |
2009年 | データなし |
2010年 | 106953 |
2011年 | データなし |
2012年 | データなし |
2013年 | データなし |
2014年 | データなし |
2015年 | 206768 |
2016年 | 210654 |
2017年 | 237823 |
2018年 | 264769 |
2019年 | 300068 |
2020年 | 133461 |
2020年のデータは先ほど同様例外とみなしています。
ですが、2019年の受験者数を見るとそれまでの10年間において約3倍にもなっています。
20年間の数字で見ると、受験者数の推移はすさまじいですね!!
世界となると母体が多くなるめ韓流人気の爆発力はすさまじいことがわかります。